なにやら心配な情報が舞い込んできました。それは桜島が噴火したというニュースです。桜島自体はたびたび噴火を繰り返しています。桜島の噴火は2017年に入って初めてのことで8か月ぶりのようです。現在の様子はどうなんでしょうか?気になりますね。
桜島の現在を見るならこちらのライブカメラでご確認ください。噴火した日時は2017.3.25の18時ごろです。日が沈んで暗くなるころの噴火とのことで、現在の様子は分かっていません。噴煙は火口から空に500メートルほど立ち上りました。
今回の噴火は地震とは兼家はないようです。あくまで火山活動の活発化が原因です。これまで、桜島が噴火するニュースは聞いたことがあるとは思います。
ですが、昨年は火山活動も収まってきていたということで安心していました。しかしながら、火山活動が再び活発になる可能性があるようです。これまで、桜島はどのような噴火を起こしてきたのでしょか?
桜島が噴火した歴史は?
たびたび噴火を繰り返している桜島ですが、これまでどのような噴火を繰り返してきたのでしょうか?じつは、火山活動についてはかなり昔から起きているようです。この地域の方は桜島の火山活動を見ながら生きてきたといっても過言ではないです。
活火山がない地域に住んでいる人が殆どだと思いますが、近くに噴火する山があるというだけで恐怖を覚えますね。この桜島が噴火した歴史は古く約2万6千年前に桜島の元ができています。それ以降は定期的に火山活動を繰り返し陸ができ山になったようです。
これまで噴火の記録が残っているのは30回以上。とくに、文明、安永、大正に大きな噴火が3回あります。文明(1471年)での噴火は死者が出たとの記録があり大きな噴火だったことが分かります。
桜島の大噴火の歴史は?
安永(1779年)には地震が夕方に発生し、翌日の昼頃の大きな爆発を起こしています。火口から溶岩が流れ出ているところを当時の人たちが目にしています。当時は桜島や近くには多くの人が生活していました。そのため150人以上の死者が出たと記録されています。
近代では大正時代に大噴火が起きています。1913年6月に噴火の予兆とみられる現象が各地で見られ、火山ガスにより中毒死した人も多くいます。弱い地震も起きています。そのため、桜島付近で地震が起きると大噴火の予兆と言われており、現在でもとても多くの人が気にかけています。
そしてついに噴火が起きたのは1914年1月12日です。前兆とされた地震より半年後の出来事でした。桜島より黒い煙があがり、その5分後に大爆音とともに大噴火が始まりました。それと同時にマグニチュード7.1の地震が起きて家屋にも大きな被害が出ています。
桜島と大隅半島とが陸続きになったのこの噴火があったからです。火山活動は1916年にほぼ終息しました。なんと大噴火後から2年もの間、火山活動が続いています。自然の恐ろしさを感じ取れますね。
桜島は大爆発を起こすのか?
これまでの歴史を見てみると1468年、1779年、1914年という3回が代表される大噴火です。ざっくりですが、最初の大規模噴火から300年が間があって、つぎは135年の休息期間があります。このことを考えると前回、大噴火が起きたのが1914年ころのため100年以上は経過しています。
過去の歴史から見るといつ噴火してもおかしくはないタイミングではないでしょか?近年では2006年に小規模な噴火が起きてから桜島の火山活動が活発化しています。爆発的噴火として記録されたのは、2009年548回、2010年896回、2011年996回、2012年は885回。
2013年には昭和から観測史上最高の噴煙5000メートルを記録しています。このころ大きな爆発が近いのでは?と大騒ぎになったのをいまでも覚えています。そして2016年にも噴煙が2200メートルもの高さに昇っています。
これから桜島が再度大爆発するのか?ということですが、するだろうがいつ大噴火が起きるかは神のみぞ知るということですね。これが分かればノーベル賞間違いなしですね。
それが明日かもしれないし、1年後かもしれないし、10年後かもしれません。これからも、桜島は要チェックしていきましょう。
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